黒磯にて。
今回は、東北本線の【宇都宮線】区間、大宮~黒磯です。
(Yahoo!地図を使用)
路線名 | 区間・営業キロ | 備考 |
JR東日本:東北本線 | 東京~盛岡(535.3km) | 支線は含めず |
今回紹介の区間
路線名 | 区間 | 営業キロ | 備考 |
東北本線【宇都宮線】 | 大宮~黒磯 | 133.0km | 全線複線。直流1,500V電化 |
踏破達成時 | 2002年3月 |
撮影時 | 2008年、2009年 |
大宮駅にて。
大宮で複々線以上の区間は終わり、これから複線区間になります。普通列車はE231系と211系ばかりとなります。
大宮で複々線以上の区間は終わり、これから複線区間になります。普通列車はE231系と211系ばかりとなります。
大宮を発車すると、すぐに新幹線、高崎線などと分かれ、しばらく並走していた東武野田線も離れていくと間もなく土呂です。しばらくは住宅地の中を走りますが、東大宮~蓮田で早くも田園が登場します。これから白岡、新白岡と、駅の周囲は市街地、駅間は農業地といった都市近郊の車窓風景が繰り返されます。
そして左から新幹線の高架、右から東武伊勢崎線が近づいてくると久喜です。JRと東武の乗り換えは便利です。久喜を過ぎ、東武伊勢崎線がこちらをオーバークロスをした後、上り線のみが高架になって東鷲宮に到着します。その後上り線も地平に戻り、田園地帯を走っていると今度は東武日光線がこちらをオーバークロスしてすぐに栗橋に到着します。
そして左から新幹線の高架、右から東武伊勢崎線が近づいてくると久喜です。JRと東武の乗り換えは便利です。久喜を過ぎ、東武伊勢崎線がこちらをオーバークロスをした後、上り線のみが高架になって東鷲宮に到着します。その後上り線も地平に戻り、田園地帯を走っていると今度は東武日光線がこちらをオーバークロスしてすぐに栗橋に到着します。
栗橋も久喜と同様にJRと東武の乗り換えは便利です。また、2006年からJR~東武直通の特急(日光、きぬがわ等)がこの駅に設置された連絡線を介して両社を直通運転しています(栗橋駅は運転停車のみ)。
栗橋を過ぎるとすぐに利根川を渡り、埼玉県から茨城県に入ります。実は私、最近まで東北本線、東北新幹線が茨城県を通っている事を知りませんでした…orz
高架駅の古河を過ぎると、今度は気付かぬうちに茨城県から栃木県に入ります。野木、間々田と、相変わらず駅前は市街地、駅間は田園地帯といった車窓風景ですが、新幹線が並走してくると次第に市街地に入り、水戸線が合流すると小山(おやま)に着きます。
高架駅の古河を過ぎると、今度は気付かぬうちに茨城県から栃木県に入ります。野木、間々田と、相変わらず駅前は市街地、駅間は田園地帯といった車窓風景ですが、新幹線が並走してくると次第に市街地に入り、水戸線が合流すると小山(おやま)に着きます。
小山は新幹線の駅もあり、駅前にはビルが多いです。水戸線、両毛線が分岐しています。
小山からこの先宇都宮までほとんどの区間で新幹線と完全に並走します。並走とはいうものの、新幹線は高架、こちらの在来線は地平ですが。
小金井駅は小山車両センター(車両基地)がある関係で当駅始発、当駅行きの列車が多いです。自治医大、石橋と都市近郊の景色の中を走り、雀宮付近で一旦新幹線が離れます。次第に宇都宮市街に入り、左手から日光線が合流し、新幹線とも再合流すると栃木県の県庁所在地・宇都宮市の代表駅、宇都宮駅に到着します。
小金井駅は小山車両センター(車両基地)がある関係で当駅始発、当駅行きの列車が多いです。自治医大、石橋と都市近郊の景色の中を走り、雀宮付近で一旦新幹線が離れます。次第に宇都宮市街に入り、左手から日光線が合流し、新幹線とも再合流すると栃木県の県庁所在地・宇都宮市の代表駅、宇都宮駅に到着します。
宇都宮駅にて。
上野方面から宇都宮駅を跨いで黒磯まで運転される列車は少なく、大半のケースでは当駅にて乗り換えが必要です。
上野方面から宇都宮駅を跨いで黒磯まで運転される列車は少なく、大半のケースでは当駅にて乗り換えが必要です。
宇都宮駅を西側から望む。宇都宮駅は橋上駅舎で、新幹線も停まります。
宇都宮市は『餃子の街』で、駅前にも餃子の店が何店舗か有りました。
宇都宮市は『餃子の街』で、駅前にも餃子の店が何店舗か有りました。
宇都宮を発車するとすぐに東北新幹線と分かれ、岡本を過ぎると鬼怒川を渡ります。宝積寺では烏山線が分岐します。氏家とその次の蒲須坂は「さくら市」に所在します。
蒲須坂付近にて。遠くに日光の山々(?)を望めます。宇都宮以南と違い、ローカルムード漂う車窓風景になります。
片岡を過ぎると新幹線と交差し、矢板を過ぎると、東京から数えて東北本線1つ目(?)の山岳トンネルをくぐります。野崎~西那須野間で新幹線と合流し、黒磯駅まで並走します。昔は「東那須野」と称した那須塩原(新幹線駅もあり)を過ぎると新幹線の留置線を見ながら進み、やがて側線が増えてきて、黒磯駅に到着します。
片岡を過ぎると新幹線と交差し、矢板を過ぎると、東京から数えて東北本線1つ目(?)の山岳トンネルをくぐります。野崎~西那須野間で新幹線と合流し、黒磯駅まで並走します。昔は「東那須野」と称した那須塩原(新幹線駅もあり)を過ぎると新幹線の留置線を見ながら進み、やがて側線が増えてきて、黒磯駅に到着します。
黒磯駅を境に東京方は直流電化、青森方は交流電化となります。このため普通列車は原則、黒磯駅で折り返します。【宇都宮線】の愛称もここ黒磯駅までです。
貨物列車も当駅で機関車の付け替えを行います。写真では、駅の青森方に交流専用電気機関車がスタンバイしています。
また、『カシオペア』、『北斗星』や一部の貨物列車など交直両用電気機関車が牽引している列車や485系使用の臨時列車は直通運転をします。
貨物列車も当駅で機関車の付け替えを行います。写真では、駅の青森方に交流専用電気機関車がスタンバイしています。
また、『カシオペア』、『北斗星』や一部の貨物列車など交直両用電気機関車が牽引している列車や485系使用の臨時列車は直通運転をします。
黒磯駅の駅舎です。新幹線は在来線に並行しているものの、新幹線の最寄駅は隣の那須塩原駅です。
黒磯駅は那須への玄関口であり、かつては皇族も利用されていたそうですが、現在は那須塩原駅に取って代わられた感があります。
黒磯駅は那須への玄関口であり、かつては皇族も利用されていたそうですが、現在は那須塩原駅に取って代わられた感があります。
大宮~小金井は本数も多く、データイムは1時間当たり快速1本、普通5本です。内、快速1本と普通1本は湘南新宿ラインとの直通列車で、特に上り列車乗車時は行先に注意が必要です。また、小山までは普通列車の全列車にグリーン車(自由席)が連結されています。
小金井~宇都宮はデータイムに普通が毎時4本前後ですが、間隔に若干ばらつきがあります。
宇都宮~黒磯は本数が減りますが、それでもデータイムは普通が毎時3本運転されています。しかし、ほとんどの列車はグリーン車は非連結です。また、宇都宮~宝積寺は烏山線からの気動車列車も乗り入れてきます。
小金井~宇都宮はデータイムに普通が毎時4本前後ですが、間隔に若干ばらつきがあります。
宇都宮~黒磯は本数が減りますが、それでもデータイムは普通が毎時3本運転されています。しかし、ほとんどの列車はグリーン車は非連結です。また、宇都宮~宝積寺は烏山線からの気動車列車も乗り入れてきます。
大宮~宇都宮は普通列車で75分~90分程度、宇都宮~黒磯は50分~1時間程度かかります。
駅名 | 路線名 |
大宮 | JR東日本:東北新幹線、上越新幹線、<湘南新宿ライン(新宿・横浜方面)> |
大宮 | JR東日本:東北本線<宇都宮線>(上野・東京方面)、高崎線 |
大宮 大宮 |
JR東日本:<京浜東北線>、<埼京線>、川越線 JR東日本:<武蔵野線大宮支線>、<武蔵野線西浦和支線> |
大宮 大宮 |
東武鉄道:野田線【東武アーバンパークライン】 埼玉新都市交通:伊奈線【ニューシャトル】 |
久喜 | 東武鉄道:伊勢崎線 |
栗橋 | 東武鉄道:日光線 |
小山 | JR東日本:東北新幹線、両毛線、水戸線 |
宇都宮 | JR東日本:東北新幹線、日光線 |
宇都宮 宇都宮 |
東武鉄道(東武宇都宮駅まで徒歩25分):宇都宮線 宇都宮ライトレール:芳賀・宇都宮LRT (宇都宮駅東口駅まで徒歩5分) |
宝積寺 | JR東日本:烏山線 |
那須塩原 | JR東日本:東北新幹線 |
黒磯 | JR東日本:東北本線(郡山方面) |
黒磯 | 那須ロープウェイ (山麓駅まで東野バスで約1時間) |
(参考:Wikipedia)